アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

アイカツスターズ! 37話

アイカツスターズ!」の第37話から。

伝統とラブの波動を感じる回。

粗筋

ゆめはクリスマスにライブすることを思い付く。しかし時はクリスマス2週間前。会場という会場は予約で埋まっており使えない。するとゆめは商店街に乗り込み、広場を借りることに成功。広場に設けられたステージでライブを行い、クリスマスの夜を過ごすのだった。

所感

今回は衝撃を受けたシーンが2か所あった。

一つは有莉たち幹部が雪山でモミの木を斧で切り倒していたシーン。切り倒したモミの木でクリスマスツリーを作るのが四ツ星学園の伝統ということなのだが、同様のシーンは前シリーズ「アイカツ!」を見ていた人間ならばピンとくる、印象的な場面の一つである。女子中学生が斧で木を切り倒すというアンバランスさがもたらすインパクトは健在。今回はリリィによってチェーンソーまで持ち出され、どんどん肉体派になってゆく感覚にさえ陥る。伐採は幹部の使命のようなので、ゆめたちも斧を担ぎ出す日が来るかも知れない。そう考え、感慨が湧いてきた。

もう一つはラストですばるがゆめに惚れていることが発覚したシーンである。すばるがそのような反応を示しているシーンはこれまでもたまに見られていたが、顔を真っ赤にするという顕著なものは初めてだろう。アイドルと言えどすばるはまだ中学3年生。現状に満足せず、一番星を目指して目を輝かせる同年代の女の子に惚れても致し方ない。すばるとゆめの関係は恋に発展するのだろうか。楽しむ要素が増えたことで次回以降への期待が高まる。