アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

幻影ヲ駆ケル太陽 13話

「幻影ヲ駆ケル太陽」の第13話から。

最終回。

粗筋

あかりは幻影の中で追いつめられるが、やつれた様子を見たそこでの冬菜が心配の声をかけた。それをきっかけとして、闇に打ち克ったあかり。それを見たケルブレムはあかりを亡き者にしようと自ら手を下す。そこに、クレシドラの鍵を使ったエティアたちの力が届き、あかりは救出された。ダエモニアになったケルブレムがあかりたちを襲うが、そこにプリシラたちが加勢。ケルブレムの撃破に成功する。

元の世界に戻ったあかりたちは世界の支部を回ることになった。彼女たちの戦いはまだまだ始まったばかりだ。

所感

ケルブレムと戦っているときのあかりのセリフ

光も影も両方あるのが人間だよ。どちらかを切り捨てるなんてできない! たとえ闇にとらわれたとしても、人は、何度でもやり直せる!

これが、この作品が伝えたかったことというように感じた。「探検ドリランド -1000年の真宝-」でも触れられているテーマでもある。人間は生きている以上、いつでもダエモニアになる危険性をはらんでいる。もしそうなったときには、あかりの言葉を思い出したい。

総感

ダエモニアというモンスターと戦うことになった少女たちを描いた作品。本筋、特に中盤を過ぎてからのそれがかなり重いものになっているので、暗い話が苦手な場合は気合を入れて視聴した方が良い。また専門用語が多く、作中でも多用されるので、この点も注意が必要だ。人間の闇の部分に焦点を当てた描写が多く、ストーリーとしてはかなり見応えがある。そのようなストーリーにもかかわらず、キャラクタが幼い見た目なのでギャップ感がすさまじい。癖は強いが、そこがはまった人にはたまらない一作だろう。