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アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Lostorage incited WIXOSS 11話

「Lostorage incited WIXOSS」の第11話から。

上向いてくる回。

粗筋

すず子は千夏とバトルし、勝利。そして、互いの想いを打ち明けあい、和解に至るのだった。

所感

最初の数話で垂れこめた暗雲がすうっと晴れてゆくような回であった。家庭の面では、すず子は親と話す時間ができ、千夏の家も財政的に安定を取り戻す。人間関係の面でも然り。物語の中心であった、すず子と千夏の関係が修復されたことに安堵し、感動した。特に、千夏が本当に嫌いだったのは自分だと認め、それに伴う辛い胸中を吐露するシーンには涙を誘われた。

なくなるものなら、最初から要らなかった。……嘘。本当は、ずっと一緒にいたかった。捨てたかったのは、そんな自分。縛っていたのは、私の方。

すず子の期待に応えなくてはならない、という考えに囚われ、タイミングの悪いことが重なり、追いつめられてしまった千夏の長い苦しみは、最後は千夏自身が自分の想いと向き合い、助けを求めたことで幕を下ろした。バトルも、リルがメルに受容されるようにして決着を迎えたというのが心憎い。

心憎いと言えばはんなが元気を取り戻すシーンもそれにあたる。立ち直ったことの表現として、姉と共にニカッと歯を見せて笑いあう演出が見られたのだ。どちらかと言えばクールな印象のはんなが茶目っ気のある表情を浮かべた、というだけで感慨深いものだが、その所作をを姉妹で揃って行うことで、はんながひきこもりの状態から抜け出したことも感じられ、とても心憎い。

さて、沢山の犠牲と色々の終結を乗り越え、残るはザ・悪役たる紅。恐らく次回がラストバトル、それも今回の締めくくりから見るにすず子とのバトルだろう。バトルそのものの腕もさることながら、言葉で相手の精神を揺さぶる技術も相当な紅。そう簡単に倒させてはくれないだろう。すず子はいかにして勝利をつかむのか。最後まで目が離せない。