アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ファンタジスタドール 7話

「ファンタジスタドール」の第7話から。

どこからツッコんだら良いか困惑する回。

粗筋

更なるパワーアップのためにラフレシアの君から与えられたカードを使おうとするうずめとドールたち。そのカードはマスターとドールが力を合わせたときに本領を発揮すると言う。うずめたちは試行錯誤するものの、中々うまく行かず不和すら生まれてしまう。悩むうずめ。その中、協会からの刺客に再び襲われるうずめ。今度は呼び出されたドールたちと上手く連携することに成功し、ドールたち、特にささらがうずめのことを守ると再度決意。苦戦するもカードの力を引き出し刺客を撃破する。しかし、結束したうずめたちの前に謎の人物が現れ、捨て台詞と共に去っていった。

所感

ストーリーの流れとしてはうずめとドールたちの結びつきが強くなった、という成長路線だ。うずめに対する小町のアドバイス「誰かの気持ちを動かそうと思ったら自分から動かなくてはいけない」というのも、迷える主人公へのメッセージとしては王道のもので、成長の順調さをうかがわせる。

それにしても、今回は真面目な色がかすむ位におかしさが際立っていた。例えば、協会からの刺客。ドールの攻撃方法からラグビー部かそれに類する団体だと推測されるが、協会に加担することになった理由が「体育会系サークルが男女の出会いの場となっている現状を嘆いて」。本人にとっては真面目な動機なのかも知れないが、居酒屋で一人酒を飲み隣の団体を意識して涙するところを見る限りただ羨ましがっているようにしか見えない。

それ以上に謎でおかしかったのが後半のささら砲台だ。その直前にうずめが戦車になるわ、大砲の弾役のささらは砲身に入っているとき自転車用ヘルメットを装着済だわ、とどめに大砲を用意するときにうずめが真面目な顔で突如現れた小太鼓でドラムロールを華麗に鳴らすわ、と不思議な光景のオンパレードでツッコみが追い付かなかった。狙って不思議さを出したのか、他の何らかの意図があったのか。今までも何だがおかしい、というシーン自体はあったが、今回の比ではなかろう。次はどんなシーンを見られるか、楽しみにしつつ、ストーリーを追いたい。