アイカツ! 67話
「アイカツ!」の第67話から。
蘭が自分の恵方を見定める回。
粗筋
次世代の恵方巻のイメージガールを決めるオーディションが行われることになった。出場者が作った恵方巻を審査員が実食する、という内容を聞いて早速恵方巻の特訓を始めるいちご、あおい、蘭。蘭は体に良い食材を沢山巻いた恵方巻を作るが、審査員からの評価されやすさを考えて華やかな見た目という路線へ転換することを決める。
ある収録の現場で蘭はそらに遭遇する。蘭と同じく恵方巻のオーディションに出場する、と言うそらの作った恵方巻を食べる蘭。その恵方巻の自由さに心打たれ、自分が元々作ろうとしていた恵方巻で出場することを決意する。
そしてオーディション当日。体に良いもの巻を作った蘭は見事勝ち抜いて行き、最終的に蘭とそらがイメージガールとして選ばれた。
所感
今回は恵方巻を題材に、蘭が自分の方向性を決める過程が描かれた。その中でもそらとの出会いは重要なファクターだった。そのときにそらは
恵方巻は自由な巻物。正解なんてない。だからこそ、自分が本当に信じるものを貫くしかない。
と語っている。ボヘミアンなそらだからこそ口にできるセリフだろう。重要な局面で考えすぎたり打たれ弱かったりする、という側面を持つ蘭。そんな彼女だからこそ、全編を通して考えに考え抜き、自分の納得した道を貫き通す姿が輝いて見えた。
なお、今回は恵方巻の練習をする際に、いちごが指導する側に回るという珍しいシーンが見られた。やはり、料理を食べることや作ることにかけては、いちごがやる気も食い気も一歩秀でている。