プリパラ 74話
「プリパラ」の第74話から。
とてもじゃないけど女に見えない女子と、とても男には見えない男子の回。
粗筋
シオンとそふぃはひびきからユニットを組む誘いを受け、判断を保留のままひびきの元を去る。後日、ひびきが舞台の稽古をしているところにドロシーとレオナが現れる。ひびきを驚かせようとしたドロシーの仕業だったが、丁度出演者の一人がいなかったことでひびきはレオナに関心を抱き、稽古の相手にレオナを指名する。稽古の中で女子の格好をしている理由をひびきに問われたレオナはそれがありのままだからと回答し、ドロシーと共に稽古場を後にするのだった。
所感
ひびきに対してレオナが毅然とした態度を取っていたのが印象的な回だった。レオナとひびき。どちらも異性装が特徴的なキャラクタだが、向き合い方には差がある。ひびきはまやかしだらけの世にあっては問題のないことだと、一方のレオナはそれがありのままだからだと言う。異性装をまやかしと同等に扱うひびきとあくまで自分の一部だと認めるレオナ。それぞれのスタンスを念頭に置きつつ、展開を楽しみたい。
一方、シオンとそふぃにひびきから声がかかった。そふぃは戸惑いが大きそうだが、シオンはひびきの言った「見たことのない景色」というフレーズに心揺れている様子。どう動くかが気になるところで次回ではシオンが自分の進路を決めるらしい。期待しよう。
そのひびきは、学園内でばったり会ったふわりに今までの褒め言葉が作りものであったことをわざわざ告白していた。身勝手さ故か、それとも何か別の意図があるのか。語尾がないことで見初めたふわりに絡む行為。裏があるように思え、気になる。
今回はひびきの稽古に付き合うこととなったレオナの見た目がいつも以上に女性だった。髪を下ろしつつ一部は結い上げ、ドレスに身を包んだその姿は紛れもなくプリンセスそのもの。流石に目を見張った。一方のドロシーは海賊を演じていたが、小悪党というポジションがはまり役。ウェスト姉弟の立ち回りが面白かった。