アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

恋愛ラボ 11話

「恋愛ラボ」の第11話から。

真木にもようやくフラグのきっかけ位はつかめるチャンスが到来した回。

粗筋

またしても生徒会に恋愛相談が。内容は南中で人気のある髪型を知りたい、というものだった。塾で南中の人間を探す莉子。紹介されたのはなんと凪野。軽口を叩きあいつつ、人気のあるのは長い黒髪だと知る。そのことを生徒会で発表。嬉しがる真木は、いつもの調子で黒髪を使った出会いについてノートに書き留める。そのノートの内容を知った姉の説得により、真木は塾に通うことに。しかし、その塾は莉子たちの通うところ。しかも、所属するクラスはヤンこと池澤がいた。そこで、ひょんなことから下の名前で呼ばれ、慌てる真木。

翌日、莉子が生徒会室に行くと、「下の名前を呼び捨てにされる」イベントをさらっとされたことでショックを受ける真木の姿。そこを発端として真木の恋愛妄想話に花が咲く。そうしているうちに話は新聞部の恋愛コーナーに。話を聞いていた新聞部の手には新作の校内新聞。そこには「恋愛ラボ通信」というコーナーが設けられていた。

所感

いよいよ「恋愛ラボ」という言葉が出てきた。題名が作中に出てくると終わりを感じさせる。どんな落ちになるんだろう。

今回は莉子と凪野の関係が、夫婦漫才の様で面白かった。第6話のときから変わらぬ幼馴染ぶりで唯一のまともな恋愛っぽさがあり安心できる。

まともでない恋愛の方、真木と池澤。池澤が「マキ」を名前、「ナツオ」を苗字だと誤解して「ナツオ」と呼んだことで、真木が大混乱する様子が可愛く面白い。こちらもまともな方向に傾いてくれれば良いのだが、どうなることか。

件の真木。相変わらず彼女が考える出会いのアイディアがぶっ飛んでいて楽しい。長い黒髪を活かすために濡れ髪で、というのは良いのだが、藤女からかかる時間を考えてずぶ濡れで出ようと考えている。そこまで体を張れるというのがすごい。しかし、実際にやりかねないから怖いところだ。姉がヒくのも分かる。

それにしても、真木の趣向が姉に知られてしまって良かった。塾で思考の癖が修正されることを祈りたいが、思春期の中頃までこの調子だったのではあまり大きな期待はできなさそうだ。あとは実際にまともな彼氏ができることが頼みの綱か。