アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

げんしけん二代目 13話

げんしけん二代目」の第13話から。

最終回。

粗筋

波戸に連絡がつかなくなり心配する現視研の面々。スーの提案で波戸と斑目を交えて温泉旅行に行くことに。何とか波戸を呼び出し、旅に出る。波戸は温泉で荻上斑目に励まされ、自分の女装について吹っ切れた様子だった。

所感

最終話にして波戸がさっぱりしていたのが印象的だった。荻上の身の上話を通して「変化すること」への理解ができたようで、紆余曲折があっただけに良かった。

史跡巡りの最中の吉武がいつもにもまして輝いていた。歴女の本領発揮。

総感

とある大学にあるオタクの集まり「現視研」の人々がはしゃぎ悩みする「げんしけん」シリーズの新作。「二代目」になってメンバーが女性メインになったところ、そしてその中に「男の娘」がいたところが最大の特徴であり、変化だ。大学のサークルという設定、そしてリアルな意味での「オタク」というところを主題としているだけに、背景や発言の仕方、心情の描写など、考えられて作られている感じを受ける。キャラクタの描き方もデフォルメを上手く入れ、メリハリがついていて面白い。今まで「げんしけん」を見ていた人はもちろん、見たことがない人でもオタクというものに抵抗さえなければ楽しめるはずだ。