アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

境界の彼方 1話

「境界の彼方」の第1話から。

主人公とヒロインの愛らしさが伝わってくる回。

粗筋

不死身の体を持つ神原秋人は異界士の栗山未来とひょんなことで出会ってしまってから襲われる日々が続いていた。そんなある日、未来から逃げているときに異界士が倒すべき妖夢に遭遇。それをきっかけに、未来が妖夢と戦ったことがなく妖夢を倒すことを怖がっていること、彼女の家に妖夢が住みついていることを知る。未来が自信を持てるように、と栗山家に妖夢退治にやってきた秋人と未来の前に早速妖夢が現れた。

所感

何気ないシーンから、いきなり秋人が刺されるシーンになりとても驚いた。

そんな幕開けの今回。キャラクタの特徴が分かりやすく表現されている。特に秋人のツッコミが面白い。的確なツッコミからノリツッコミまであっさりやってのける。そしてヒロインと思しき未来は何だか可哀想なキャラ。異界士や呪われた血、というのもそうだが、何かあっては転び、ウェブコンテンツはことごとく炎上、そして何を考えているのかよく分かる表情、など、「ドジっ娘」では収まらないようなポテンシャルの持ち主だ。そんな2人がメインなだけに、内容こそ少し重い感じだがコミカルな演出が度々出てくる。ストーリーに置いて行かれないようにしたい。

そして今回の話は、妖夢と戦う未来と、美月を始めとして謎のキャラクタたちのシルエットが続々と出てくるシーンで幕を閉じる。何だか本編の予告のような作りでこれからの話が楽しみになってくる。

最後の提供画面の背景は未来が秋人を刺しているシーンのディフォルメ画で表現している。シーン自体はえらいことになっているのだが、見た目がほのぼのしていて何だかおかしい。