アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ムシブギョー 26話

「ムシブギョー」の第26話から。

最終回。

粗筋

蟲奉行は力が戻ったために記憶を失い、幸村の仲間となっていた。しかし諦めない仁兵衛に幸村の攻撃が容赦なく続く。その中で仁兵衛は裏の仁兵衛となってしまうが、今回の仁兵衛は常世の蟲の声に惑わされず、無涯の声援を受け、自分を取り戻すことに成功。そして、仁兵衛は蟲奉行の記憶を戻すため、蟲奉行に触れようとする。仁兵衛の熱意によって記憶を取り戻す蟲奉行。そして、皆の希望を身に受けて仁兵衛は幸村に立ち向かい、食らいつき見事撃破に成功。蟲奉行と奉行所の面々は江戸へと戻る。そこには江戸の日常が待っているのだった。

所感

仁兵衛の気合のこもった

自分は人々の不安を消し去る綺羅星にならねばならぬ! 無理でも思い続け、言い続け、やり続け、今こそならねばならぬとき!

というセリフを皮切りとした、富嶽山嵐、富嶽昇り竜、富嶽隕石落としという技の連続による幸村への攻撃が熱い。最終回にふさわしい盛り上がり方だった。

総感

巨大な「蟲」が出現するようになった江戸の町を舞台に奮闘する蟲奉行所の人々を描いた作品。同名の漫画が原作。敵を毎回倒してゆく流れは少年向けらしくスカッと分かりやすい。一方で、キャラクタたちの心の苦悩や葛藤も描かれ見応えもある。絵ははっきりとした色調・線が特徴で、安定しており安心して視聴できる。王道のバトル作品が好きな人におすすめしたい。