アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ウィッチクラフトワークス 1話

ウィッチクラフトワークス」の第1話から。

どこにでもいる男子高校生の主人公が、どこにでもいる男子高校生だった主人公になった回。

粗筋

普通の男子高校生、多華宮仄(たかみやほのか)は、ある日クラスのごみを捨てに行く途中、空から落ちてくる校舎と突如現れた兎型の木偶に襲われる。そこを助けたのは、同じクラスの学校の人気者にして理事長の娘、火々里綾火(かがりあやか)。翌日から仄の隣に綾火がついてくるようになった。綾火曰く、仄が自分の姫だから、と。仄は三たび兎に襲撃されるが、またしても綾火に守られる。その様子にようやく覚悟を決めた仄は綾火の言うことを信じることに。その次の日、5人の転校生が仄のクラスに転入してきた。綾火の話では全員「魔女」だと言う。

所感

巻き込まれ型主人公の物語のようだ。1話目にして、「魔女」やら「姫」やら用語のオンパレードだが、そこは追い追い説明を待つとして、仄の身に迫る危機が尋常でない。校舎に潰されかけたり、首をはねられかけたり、とまさに非日常的。彼女ら「魔女」の狙いは何なのか。仄の命はついえないか。気になる。

A パートと B パートで、仄がバスに乗り込むまでの構図を同じにしてある。よく似た日常ながら綾火の存在によって変わった、ということを印象付けるためだろうか。心憎い演出だ。