とある飛空士への恋歌 1話
「とある飛空士への恋歌」の第1話から。
壮大そうな物語の始まりと少年少女の出会いの回。
粗筋
カルエル・アルバスは空飛ぶ島、イスラに建つカドケス高等学校の飛空科に入学した。なんとなしにやって来た湖のほとりで、カルエルはクレア・クリスという少女に出会う。偶然の出会いながら、すぐに打ち解けた2人。カルエルはクリスと過ごした夢のような時間に喜びを隠せないのだった。
所感
膝下丈のスカートに肩までの髪。クレアは確かにいいところの娘という印象ながら「貴族」という程きらびやかではない。その上、全身を使って深呼吸をするという昭和風のアクションをとってみせる面白い娘だ。カルエルとは住む区画が異なるようだが、今後の絡みはどうなるのか。
舞台が空中の島、と特殊だ。それを活かした演出として、カルエルとクレアが自転車で雲の中を走るシーンが出てくる。ここではさながら雲の上にいるような錯覚を覚え、わくわくした。空飛ぶ島で少年と少女は何を考え、何をするのか。前途が楽しみだ。