アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

フリップフラッパーズ 7話

「フリップフラッパーズ」の第7話から。

パピカだらけの回。

粗筋

ココナは、先日ピュアイリュージョンで見た穴が、現実世界に影響を及ぼす力を持つことを知り、ピュアイリュージョンに行くことを拒否するものの、またしてもピュアイリュージョンに来てしまう。今度の世界は、ココナ以外にはパピカによく似た少年少女たちしか生命体の存在しない世界。ココナはパピカを探すがどこにも見つからない。そんな折、突如開いた大きな穴にココナが落ちかけていると、パピカが現れ、ココナを救出。アモルファスを手に入れることに成功するのだった。

所感

今回は色々なパピカが見られて面白かった。と言っても正確には「彼ら」はパピカではないのだが、パラレルワールドのパピカというような存在で、見ていて楽しかった。それでも肝なのは実際にココナを助けたのが「本物」のパピカだったというところだろう。ピュアイリュージョンが現実世界と無関係でないことを考慮に入れると、それはココナにとってパピカが欠かせない存在だということの表現なのだろう。行き違いが多い2人だが、だからこそ今回の終盤で2人が笑いあっているシーンは実に微笑ましく感じられた。

そんな中、ソルトや大神官は何らかの時間が残り少ないと言っていた。そしてラストシーンでパピカが口にした「ミミ」の名。何か関係があるのだろうか。時間がない、というフレーズは何かの終わりを予感させる。そもそも視聴者に提示されている要件が少ない本作において、終わるものとは何なのか。どう展開してゆくのか。次回が待ち遠しい限りである。