きんいろモザイク 9話

「きんいろモザイク」の第9話から。

濃厚な綾回。

粗筋

綾はカレンに憧れていた、と打ち明けると弟子入りを志願。カレンもこれを快諾し、カレンと綾の面白師弟関係が続く。その一方で疎遠になったような感じを受ける陽子。陽子に酷いことをしてしまったと悩む綾にいつもの綾が良い、とカレンはアドバイスを送り、陽子との仲直りを促す。仲直りのために陽子とノートを買いに行く綾は、陽子と揃いのノートを陽子に見つくろってもらう。カレンにならって嬉しい感情を口に出す綾。仲は戻った。

所感

素直に感情を表せない綾が、少しだけ自分の心の出し方を学んだ。成長ものの王道だが、それが一話をかけてゆっくり描かれているのが好ましい。

カレンがオーバーを脱ぐのを見て綾が照れるシーンがあった。陽子の所作に照れているところは頻出だったが、カレンにまで顔を赤くするなんて、そのケがあるのか、ただの照れ屋なのか。見る人が見るとえらい誤解になりそうでなんとも危ういところである。

なお、C パートでかくれんぼをするエピソードがある。そこ中で、忍がカレンのハンカチを見て自らかくれんぼを放棄して出てきてしまうシーンがあるのだが、その現れ方がどう見ても忍者なのである。忍だけに忍ぶのもうまいということか。いずれにしろ、忍の底が知れない。