アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

幻影ヲ駆ケル太陽 11話

「幻影ヲ駆ケル太陽」の第11話から。

あかりの秘密公開の回。

粗筋

セフィロ・フィオーレから逃げ出した一同は占い館に避難。水面下ではせいらがケルブレムから、るなを手にかけることでエレメンタル能力が戻る、と持ちかけられていた。

翌日、あかりはエティアから自分の出生について聞く。母ひなたはあかりと同じくセフィロ・フィオーレでダエモニア退治をしていたが、ダエモニア研究者の男性と恋に落ち、結ばれる。しかし、男性はダエモニアに感染。時を同じくしてひなたが懐妊していることが発覚する。なんと、あかりはタロット使いとダエモニアの間にできた子だったのだ。そしてケルブレムがあかりを狙っていることも。これを聞いたあかりは、るなとせいらのために乗り出すことを決意する。

ひなたの墓に来たあかりは、ケルブレムに遭遇。るなとせいらを助ける代わりに、あかりを連れてゆくがもうこの世界には戻ってこられない、という選択を迫られるのだった。

所感

あかりの出生について明らかになると共に、るなとせいらが戦い出し、あかりもケルブレムに交渉を持ちかけられる。前回とは違った方向で詰まった状況。彼女らはいかにしてこれを脱するか。

運命論について、ラプラスとシュレンディンガーは対立する立場をとっている。思考実験の世界では、ラプラスは物体の初期条件が決まった瞬間、その後の任意の時刻での状態が決定する古典物理論。対するシュレディンガーは「シュレディンガーの猫」に代表される量子物理論。運命に翻弄される少女たちの見方はどちらか。

前回から次回予告で触れられている「ハトシ」。長崎に実在する食べ物だ。魚介類のすり身をパンで巻いて油で揚げた料理(@nifty:デイリーポータルZ:ハトシでおなかいっぱい)。おいしそう。