アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

Free! 11話

「Free!」の第11話から。

怜の奮闘ぶりが熱い回。

粗筋

怜は凛に、急にリレーになぜ出場したか、遥をどう思っているか、を問い詰めた。遥に勝って事が済んだはずなのに、凛は何をしたいのか、と。答えは発されないまま、怜は凛のもとを去った。一方の遥たちは「体調不良」で不在の怜を見舞いに訪れた。そこで、改めてこのメンバーで大会に臨むことを確認する。

大会前日。遥たちは会場近くで宿泊。そこで怜は凛に呼び出され、先日の答えを聞く。曰く、オーストラリアで実力の差を痛感し、傷心のまま帰国、そのときに遥と泳ぎ再び水に入ることを決意。そして、先日の県大会で昔のリレーを思い出した、と。凛は怜に精一杯泳ぐように、と残しその場を去った。しかし、ホテルに戻った凛が聞いたのは、リレーから自分が外された、という部長の言葉だった。

所感

凛が何を考えているか、が分かった。しかし、そこに突きつけられる、選手から外されたという現実。最終回はどう締めくくるのか。

今回のサブタイトルにある「オールアウト」とは、読んで字のごとく「全てを出して」、つまり全力で行うことを意味する。最終回に向けてのラストスパートといったところだろうか。

試合前日に天方先生が途中まで口にしていたのはカエサルの「賽は投げられた」の一節、「ここを渡れば人間世界の悲惨、渡らなければわが破滅」である。要するに「賽は投げられた」と言いたかったらしい。大会は目前。やることはやった。