アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

ファンタジスタドール 12話

「ファンタジスタドール」の第12話から。

最終回。

粗筋

バトルを繰り広げるうずめと小町。しかし、小町のプロトゼロは圧倒的で、まるで歯が立たない。そこに現れたアンヌたち。今のささらたちにはうずめのデータが入っているため、収集してもソネットの再生には使えないと話す。その代わりソネットが存在した頃に世界中に散らばり断片化したデータを集めれば何とかなるかも知れない、という途方もない話に絶望する小町。しかし、データを集めるとドールたちは言う。彼女らに希望を託し待つ一同。日も暮れようとしていたとき、ドールたちは戻ってきた。そして、そこに開いた花からのぞいたソネットの顔に、小町は感涙するのであった。

所感

今まで対戦した相手やドールも協力してソネットを復活させることに成功し、全てが丸く収まった。実に綺麗。

そこに来てまさかの合体技に腹がよじれた。苦戦するうずめにかがみとまないが加勢するのだが、繰り出した技「しびれる最高協力カノンデラックスバスター」。彼女たちのドールが装置を組み上げてゆくのだが、

天が呼んだか、地が叫んだか、重ね合わせるこの想い、心の血潮に祈りを込めて、やるぞ今こそ、怒涛の嵐、オールフォーワン、ワンフォーオール、虚仮の一念、岩をも通す、ここで会ったが百年目、問われて名乗るもおこがましいが、今必殺の

という口上に続いて、3人のドラムロールと来てはもうツッコミが追い付かない。最後までやってくれた。

総感

カードを使ってバトルをする少女たちの成長物語。作画はやや不安定気味だが、バリエーション豊かなキャラクタとところどころ挟まれるネタが楽しい。後半になるにつれ、シュールな笑いのもとが多くなってくるのも特徴。