ゴールデンタイム 10話

「ゴールデンタイム」の第10話から。

揺れる万里の回。

粗筋

昔の記憶を持った「万里」は肉体を持った。しかし、足を滑らせ顎を強打。その拍子に元の万里に戻る。それでも林田への思いは消えない。

翌日、高熱を出した万里は病院へ行く途中で倒れ、奈々に助けられる。病院から家に戻るとそこには奈々に呼ばれて来た林田の姿が。林田の看病を受けながら、万里は林田への恋慕と香子への思いとの間で揺れていた。そのとき、香子が光央と佐藤を連れて参上。騒がしい雰囲気の仲、万里は眠りに落ちる。

目覚めると、夜になっており、香子が万里を介抱するため一人残っていた。万里と話すうち自分の不甲斐なさを吐露し始める香子。そして、万里は香子と夏になったら2人で海に行く約束をする。

所感

一瞬だけ戻った「万里」のために、万里が心動かされる回だった。何とか香子が付きっきりで看病し、また良いタイミングでのわがままを繰り出したために香子への思いは霧散することはなかった。しかし、一度強まった林田への思慕。容易には消えまい。ともすると関係がこじれてしまいそうなものだが、2クールの見込みでまだ先は長そうだ。どのように感情の動きを見せてくれるか。楽しみにするとしよう。