ノブナガン 3話
「ノブナガン」の第3話から。
しおに第2第3の友人ができる話。
粗筋
DOGOO の秘密訓練場にやって来たしお。元戦場カメラマンで E ジーン・ホルダーのロバート・キャパが教官となる。キャパの複製を作る能力で生成された進化侵略体と戦うしお。その他にも基礎体力や座学の訓練を積む。ある夜、外界との通信が遮断されていることに我慢できなくなったしおは、敷地内の電波塔に近づく。その途中で軍用機が沢山格納されているのを発見。興奮しつつ、それを写真に収めていると、大勢の人がしおに群がってくる。彼らは色々な国から集められた兵士で、しおたち E ジーン・ホルダーは彼らにとって憧れの存在なのだと言う。それを聞いて嬉しくなるしお。更に食事を共にし、しおは彼らと仲良くなった。
ある日の訓練中、しおとキャパに中止の指示が下る。それによると、しおと友人になった兵士たちが乗った軍用機が撃墜されたと言うのだ。
所感
DOGOO での日常を描いた今回。メインキャラクタはしおとキャパのみだが、訓練について理解することができた。
そして、しおに友人が増えた、というのが大きなポイントだ。今まではその性格と趣味故に周囲の生徒たちと距離を置いていたしお。そこに来て、同じ話題で盛り上がれる兵士たちは気の許せる存在だっただろう。その兵士たちの軍用機が撃墜された、と聞いたしおの心に宿ったのは悲しみと怒りだろう。それが次回いかに作用するか。まだまだ序盤。凶と出てもおかしくない状況だけにしおの精神状態が危ぶまれる。