アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

となりの関くん 3話

となりの関くん」の第3話から。

横井(特に髪)への効果は抜群な回。

粗筋

今日も関は何かをしようとしている様子。横井がそちらに目をやると、関はプロ仕様の磨き道具を次々と取り出しはじめ、自分の机を磨きだした。次に横井が気付いたときには関の机は鏡のようにピカピカに。そして磨くものがなくなったことで暇そうにする関。横井はその姿を見て自分の下敷きを磨き用に差し出す。すると水を得た魚のように嬉々としてこれを磨き始める関。下敷きも鏡面のようになるまで磨いた関は満足げにそれを横井に戻す。表面のきれいさに驚嘆していた横井だったが、こすられすぎたために蓄積されていた静電気が横井に移り、髪が逆立ち始める。そして、もう二度と関には優しくするまい、と、横井は心に決めるのだった。

所感

今回は大げさと言えば大げさ、地味と言えばあまりに地味な「机磨き」が主題の回だった。しかし、そこは関のクオリティ。使うのは研磨剤やパテ、スクレイパーだ。そしてそれらによって念を込められたものの表面は、机とは思えないほどの艶めき具合。何でも関くんにかかると芸術めく。

そして、それに魅せられ自分の下敷きを差し出し、最終的に静電気の餌食となった横井。もう優しくするまい、としていたが、恐らく最後まで関に一喜一憂させられるのだろう。横井には気の毒だが、視聴している分には関の予想を超えたクオリティとそれに対する横井の反応あってこそ面白い。横井にはしばらくがんばってもらいたい。