アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

アイカツ! 66話

アイカツ!」の第66話から。

きいが走る回。

粗筋

セイラの出演する CM が流れ始めた。評判は上々で、プロデュースしたきいもご満悦の様子。そこにブレインサンダーのイメージガールオーディションの話が舞い込む。セイラの CM の第2弾が決まっていたこともあって出場するかどうか悩むきい。セイラに後押しされ出ることを決めるが、セイラの CM の方にきいはかかりきり。それを見かねたセイラは、オーディションが終わるまで自分のことを考えないようにきいに指示。きいは渋々これを受け入れるが、どうしてもセイラのことが頭から離れない。それでも来日中のマジカルトイのデザイナーを探し、何とかテレビ局から車に乗って出てくるところを見つける。途中で合流したいちごたちも一緒に追いかけるが、きいは途中で足がつり、止まってしまう。そこに現れたのはセイラ。足に自信がある、と車を追い始めると、デザイナーが追いかけてくるセイラを目にし、車を停める。セイラがいきさつを話しているときいが追い付き、セイラが自分を応援してくれること、そしてブレインサンダーのイメージガールになりセイラを喜ばせるために星座ドレスを欲していることをデザイナーに伝える。するとデザイナーは快く星座ドレスを差し出してくれた。星座ドレスを身にまといオーディションに臨んだきいは見事イメージガールの座を射止めるのだった。

所感

副題に「ステキな両思い」とあるように、今回はセイラがきいを、きいがセイラを思いやっていることが示された。これまではセイラのプロデューサーという位置づけがメインだったきい。しかし、今回はセイラを喜ばせるために自らをプロデュースするという成長を遂げている。実際、マジカルトイのデザイナーを説得する場面では、セイラではなくきい自らがその思いを語っている。一方のセイラもきいのために東奔西走し、またデザイナーの車を停めるという役割を果たした。互いに支え支えられ、想い想われ、と視聴していてにこやかになれた。