アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

寄生獣 セイの格率 15話

寄生獣 セイの格率」の第15話から。

倉森探偵が(多分)助かった回。

粗筋

倉森が新一の元を訪ねてくる。用件は、倉森の指示で田村の身辺を捜査していた探偵がとある地下駐車場で姿を消したから力を貸してほしいというもの。倉森について行くと寄生生物が人間を襲うところに出くわす。寄生生物を倒すことに成功したものの、倉森は凄惨な事実を目の当たりにして意気消沈し、一連の件から手を引くと言い、その場を去る。そして、新一は新たな指針として、寄生生物を一匹一匹倒してゆくことを決める。その矢先、学校でミギーが寄生生物の反応を感知。しかも、このタイミングでミギーが眠ってしまった。新一はひたすらに逃げ続け、山奥へ。何とか4時間しのぎ、ミギーが覚醒したところで1人の人間に3匹の寄生生物が棲んでいる三木に追いつかれるのだった。

所感

今までも新一に関わった人間が多数犠牲になってきた。そこに来て倉森が自己判断で逃亡に転じたのには胸を撫で下ろした。もっともそうすることで捜査の進展は新一の思うようにいかなくなったものの、そこは修羅場をくぐって来た新一である。悩みながらも素早く態勢を整え、新たな敵、三木と対峙した。この三木、新一が言う通り表情が豊かで今までの寄生生物と違う。何か秘密があるのだろうか。楽しみだ。

今回のハイライト

一件から手を切る発言をする倉森を止めようとする新一に倉森が返したセリフ。

新一「なんで……。見たでしょ、さっきの! あれを見てなんとも思わないんですか!?」

倉森「思うよ! 奥歯がガタガタ鳴りっ放しだよ! あんなの見てあいつらと戦おうなんて考える方がおかしいんだ! 君はもう普通の人間じゃないんだよ! さっきの戦いだってそのバケモン2匹の殺し合いだぜ。俺はか弱い人間だ。自分ひとり守る力もないし、勇気もない。君と一緒にしないでくれ」

倉森の恐怖が身にしみて感じられ、とても印象深かった。