アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

フリップフラッパーズ 1話

「フリップフラッパーズ」の第1話から。

不思議の国に行く初回。

粗筋

ココナはある日、パピカという少女に出会う。パピカはココナを「ピュアイリュージョン」に誘う。次の瞬間、小型ロボット、TT-392が現れるとココナは暗闇に包まれ、気付くと一面を雪に覆われた場所に立っていた。そこでパピカと遊ぶうち、ココナは自分の眼鏡を紛失してしまう。パピカは、眼鏡が「動く樹氷」に引っ掛かっていることに気付くと、単独空飛ぶサーフボードで動く樹氷に接近すると、樹氷と共に巨大な湖に落下。ココナがパピカの落水に心を痛めていると、ココナの髪が伸び、湖面の爆発と共にココナはパピカを抱き締めていた。そして気付くと元の世界に戻っており、胸を撫で下ろすが、安心したのも束の間、何者かに薬をかがされ、眠ってしまうのだった。

所感

オリジナルアニメーション作品初回。普通の少女に見えるココナが、ピュアイリュージョンという世界に迷い込み、そこから帰還するところまでが語られた。ピュアイリュージョンは甘い雪、動く樹氷、とおとぎ話を思わせる。ED からも同じような不思議な雰囲気が感じられ、この作品の色となり、面白さを演出している。しかし、ただのメルヘンでは終わってはくれないらしく、ココナが不穏な事態になるところで今回は締めくくられる。謎の男たちが影で動いているからには、何かしらの思惑が潜んでいるのだろう。作品のカラーと相まって、どんな展開になるか期待したい。