アニメと音楽のメモ帳

アニメと音楽についてまとまりない文章を。

幻影ヲ駆ケル太陽 12話

「幻影ヲ駆ケル太陽」の第12話から。

遂にあかりも顔芸、の回。

粗筋

ケルブレムの望みは「あかりとの交配」。あかりは、るなとせいらが助かるならば、とその要求を呑む。そして連れてこられた空間「クレシドラ」で、あかりは謎の宝石の中に閉じ込められる。

その頃、戦いの最中のるなとせいら。突然、アストラルクスが展開され、るながダエモニアから復帰。せいらのエレメンタル能力も元に戻り、2人は無事にエティアたちのもとへ帰還する。

あかりが目覚めると、冬菜がダエモニアになった日だった。かつて経験したように一日を繰り返すあかりは、ダエモニアになった冬菜の声を聞き、ショックを受ける。目覚めるとケルブレムがいる部屋のベッドの中。ケルブレムの話すところでは、今見ていた一日を何度も繰り返すことになると言う。そして、苦痛で心のガードをなくし交配する、とケルブレム。あかりはその日を繰り返すうちに徐々に疲弊を深めてゆく。ケルブレムはそこにつけ込んで冬菜はあかりのせいで死んだと責め出す。

一方、いつきたちがクレシドラを発見。せいらとるなはクレシドラに向かう。そこで2人が目撃したのは、宝石の中で眠るあかりの姿。2人が側に寄ると、クレシドラの番人の大群が押し寄せてきた。せいらとるなは協力してこれを成敗するが、もう少しのところで捕縛されてしまう。危機一髪、のところで、ぎんかが登場。番人を一掃する。

そのとき、あかりの精神状態は限界に達そうとしていた。

所感

ケルブレムの精神攻撃が酷い回だった。その酷さのあまり、明るさが売りのあかりが目をむくシーンは見ていて恐怖したほどだ。

しかし、ようやく明るい兆しも見えてきた。一つはダエモニア化していたるなが元に戻ったこと。それに伴ってせいらも能力を取り戻した。一つはぎんかが戻ってきたこと。クレシドラの中だけの存在なのか、現実世界でも存在できるのかは不明だが、戦うるなとせいらにとって、これ程心強いこともないだろう。そして、最後に、謎の鍵がエティアたちの手に渡った。あかりを助けるためにそれを使う、とエティアが言っていることから、良いものではありそうだ。

次回予告はあかりたち4人。「タロットカルテット」を自称する。相変わらず謎のハイテンション振りを見ることができる。この作品における唯一の心の安らぐ時間だ。それ程えぐい展開が続く。最後は笑顔で終われるだろうか。