恋愛ラボ 13話
「恋愛ラボ」の第13話から。
最終回。
粗筋
先日の会話からどこかぎくしゃくし、話せないでいる莉子と真木。周囲はどこかおかしいことに気付いている様子。莉子は真木に話しかけようとするが中々うまく行かない。その中、生徒会の面々から励まされ決心を固める。
塾の前で莉子の旧友の男子から、莉子がモテるという話を信じたことをからかわれる真木。そこに莉子が登場し、真木をかばう。しかし、衆人環視の状況に恥ずかしくなりその場を逃げ出してしまう真木。莉子が後を追って着いた真木の家で、莉子はようやく自分がモテるというのが嘘だと告白する。一方の真木は、恋愛の達人というのは関係なく、友人でいたいと言う。そして2人は感極まり涙する。
翌日、莉子がその他の生徒会の面々にも真実を打ち明けると、割と問題なく受け入れられる。そこに新聞同好会の裏新聞が到着。出来に満足する一同は、次号のために恋愛研究を再開させるのだった。
所感
ようやく莉子が事実を告げることに成功した。最終回にもかかわらず、回の半分を使って丁寧に気分を乗せてゆく構成は天晴だ。真木邸での会話シーンでは、2人がそれぞれ違うところに抱いていた不安が解消されて涙を浮かべるところに思わず目頭が熱くなった。
今回印象的だったのは、莉子が家の電話を使って真木に連絡しようとするシーン。今の時代に家からというのが何だか新鮮だった。携帯電話を持たせろ、とごねるような年頃なのに素直に家の電話を使うところに性格が出ている。