世界征服~謀略のズヴィズダー~ 3話
「世界征服~謀略のズヴィズダー~」の第3話から。
喫煙者の肩身が狭くなる回。
粗筋
ヤスが基地のダイニングで喫煙しようとすると部屋がキッチンごと射出され、煙草の火は消された。料理ができないためやむを得ず外食をすることになったズヴィズダーの一同。食事を始めようとすると近くで煙草を吸おうとする男が現れ、ケイトは男に対して怒り心頭に発する。それを皮切りに西ウド川市から喫煙者を締め出す運動が勃発。瞬く間にそれは広がり、間もなく市内に喫煙者の居場所はなくなってしまった。追いつめられる喫煙者たち。彼らを一網打尽にしようとズヴィズダーが迫る。しかし、ここに来てケイトの「ヴィニエイラ式変異伐倒説得術」が破られ、更にホワイトラインが登場。爆弾を投下して来る。それでも何とか難を逃れたケイトたち。もはや人間でなくなってしまった喫煙者たちを後に、基地へと戻ったのだった。
所感
自らが憎む煙草を、市民感情を利用して排除しようとしたケイト。言いにくい、喫煙者への文句をきっぱり言ってのけるだけでなく、煙草を煙たがっている市民の煽り方たるや、流石の手腕だった。
怯えるだけでは何も始まらない、喧嘩も恋も! 声を上げる勇気がないなら後頭部を蹴りつけてやれ! 声が届かないなら小石を投げてやれ! それもできないなら心の中で呪いをかけろ! 小さな一歩でも世界は変わる。必要なのはお前たちの勇気だ!
第1話にも出てきたが、ケイト節にはスカッとさせられる。